ドメイン という言葉、聞いたことがありますか?フリーメールのアドレス(@gmail.com,@yahoo.co.jp)ではないアドレスにしたいと考えられている方は、ぜひ知っておくべきキーワードです。
ドメインとは?どうやって手に入れる?
ドメインは、ネット上の住所のことです。メールの XXXX@domain.com の 「domain.com」、Webサイトの https://www.domain.com の「domain.com」がドメインにあたります。
ドメインを管理する会社に、ドメイン登録料を支払うことで、自分のドメインが所有できます。
登録したアドレスは、世界で唯一のものです。逆に言うと、世界の誰かが使っていると、登録できません。費用は基本年単位の支払いで、キャンペーンなど安いものだと百円しないものからありますが、一般的には1,000〜2,000円程度、組織でドメイン10,000〜20,000円程度かかります。
日本に登記があるか、6ヶ月以内に登記予定の会社しか取得ができない、「co.jp」や、日本に住んでいる人・企業のみ利用できる「jp」などがありますが、多くのドメインが誰でも取得ができます。取得する数も制限がないので、お金さえ払えば幾つでも取得できます。運営するサービスごとに取得することも可能です。
登録するのはドメイン管理会社で、以下の企業などが有名です。
また、メールアドレス取得の方法で紹介するGoogleでもメールアドレスの申し込みと一緒にドメインの申し込みができます。
フリーランスにオススメのドメイン
「.com」「.net」「.jp」などが、フリーランスのメールアドレスとして利用するために人気の高いドメインです。ドメインによっては、取得に要件が必要なものもありますが、サービスにあったものを選びます。
<代表的なドメイン>
com : 商業組織用 (世界の誰でも登録可)
.net : ネットワーク用 (世界の誰でも登録可)
.org : 非営利団体用 (世界の誰でも登録可)
.biz : ビジネス用 (世界の誰でも登録可)
.info : 情報を意味 (世界の誰でも登録可)
.jp : 日本を意味(日本に住んでいる人・企業が登録可能)
.mobi : モバイル用 (世界の誰でも登録可)
.ne.jp : 日本の「ネットワークサービス提供者」を意味(日本の個人・法人登録可・要印鑑登録)
.co.jp : 日本の「企業」を意味(日本の企業・半年以内に登記の予定の企業のみ登録可能
ドメインを登録するときの注意点
初年度と次年度で支払額が違う可能性
ドメインは1年の登録料を支払う形で利用します。2年以上まとめて契約することも可能ですが、キャンペーンなどで初年度のみ登録料が安くなっているケースがあります。
ドメインの契約の継続を忘れずに
ドメインの登録期間の間にドメインの利用の延長の手続きをします。他のメールに紛れてしまい延長手続き忘れてしまうと、使えなくなくなってしまうケースもあります。長期的に使う予定があるようであれば、自動延長できる仕組みを利用するのも手です。
SEOの視点では…
ドメインは、メールだけでなく、サイトも共通のドメインを使うことができます。Webサイトの運営に関わるSEO(検索エンジン最適化)では、サイトの評価とドメインが関係します。ドメインのみで有利不利になるというわけではありませんが、評価がドメインに紐づくので、安易に変更をしないことを前提に決めることが求められます。
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